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体験談 2021年1月27日
【グリーフサポート(死別の悲しみのサポート)お客様の声】「母と私の、喪の時間の始まりに寄り添ってくださり、 ありがとうございました。」
グリーフサポート(死別の悲しみのサポート)
を、対面とオンラインで5回受けられた
Kさん(女性)から
ご感想をいただきましたのでご紹介いたします。Kさんは、お母さま(70代)のために
カウンセリングを探してくださいました。♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥
父の命が終わりました。
ぽかんとするほど突然現実になった父の死に、
一人娘の私は『この先どうしよう。母をなんとか支えないと』
頭が切り替わりました。
父と母は近所でも評判の仲良し夫婦。
小さな家族葬を終えて、私は自宅に戻りましたが、
母は起きていられなくなり,電話をしても息が
はぁはぁしてあまり長く喋れず。精神科を受診すると
「直後のショック状態で、この先、鬱になるか、
日にち薬が解決する状態になるか、まだ判断できない」と。「息苦しさ等を抑える薬は、高齢者には認知障害を
起こすリスクがある」と聞き、投薬に頼らない方法
も探してみようと考えました。母が日常生活を取り戻すには、必要以上に苦しまな
いためには、私は何をしたらよいの?
母とどう接したら良いの?その手がかりをネットで探すなか『グリーフケア』
を知り、心ハミングの体験を受けてみることにしました。『心ハミング』を選んだのは、ホームページを見て決めました。
①「あなたの横を一緒に歩くことを大切にしている。」
とあり専門知識だけでない安心感を感じた。②カウンセラーの加藤さんが、喪失経験の先輩であること。
③産婦人科の仕事にも携わっていたとあり、命の活気を感じた。
④体験だけでも気楽に大丈夫、無理強いされなさそう、という感触。
母一人で受ける方が、母が私を気にせず吐き出せて
良いかも、と思っていましたが、加藤さんの自然な
計らいで、私も同席する形に。堅苦しいことは全くなく、お茶を頂きながら、
父の話をしたり、その中で母が軽やかに笑う瞬間も
あり、人はどんな時でも場があれば笑えるんだと
記憶に残りました。泣けてなかった母が、カウンセリングやその翌日に大泣きできて、少しほっとしたり。
母は、見ることのできなかった父の写真を見れる
ようになり、浮かばなかった言葉が浮かぶように
なり、父に話しかけることができる日もあり
少しずつ変化していきました。父と長く続けていたピアノをもうしないと言って
いたのに、「今度聴かせてください」という加藤
さんの言葉に、翌日から練習を始めました。
リモートカウンセリングでピアノを弾いた時は、
こんな力があったかと、驚かされました。「なんのために生きているのかわからない」
と言っていたのが、
「今まで考えることを避けてたけど、こんな苦しい
胸のうちでなく、少しずつ楽になって、
少しでもいい方向になっていけたらいいな」「楽になっていけるようにしたいと思う」
と話したりするように変化していきました。時には
「今日は、心も身体も随分楽になったと感じることが出来て嬉しかった」
とラインを送ってくれるようになり、
百箇日(ひゃっかにち)を境に、なんとも言えない胸の苦しさがなくなったと。加藤さんが、いくつか母の助けになりそうなYouTubeを紹介してくださったり、
そんなこんなを頼りに、
母は、食べること、洗顔、入浴、体操、ピアノといった生活を取り戻しつつあります。今は、寂しく、苦しく、辛い感情と、少しの希望とを、
行ったり来たり繰り返しながら日々を過ごしています。
辛抱しながらです。私にも変化がありました。
3回目だったか、加藤さんが私に
「大丈夫 きっとうまくいくよ」
という言葉を提示してくださって、
私は、その言葉に父の声を感じて、肩の力が抜け、安心しました。私は、
『一人放り出されてうずくまっている母の手を引いて歩いている』
そんな気分だったのでしょう。真っ暗な中、進む道は、本当にこっちで良いのか?
不安でした。でも、「大丈夫なんだ。きっとうまくいく」
そう思えると涙が出ました。それから、ああそうか、
『母にはお父さんがついている。』
そう思えたのです。母と私の、喪の時間の始まりに、
寄り添ってくださり、
ありがとうございました。
母を支えたいという私の力になってくださ
り感謝します。私自身、父のことを想う時間を得ました。
人は一人では生きられない。
話すことは力になる。そう思うようになりました。
♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥ ♥
加藤より応援メッセージ
Kさん
心のこもった感想を書いてくださいまして、
ありがとうございます。感動で、胸がいっぱいになりました。
私が、
「グリーフサポートカウンセリングを していく!」と、決めるまでにはいろいろなことがあり、
「私には無理!」と諦めた時があります。しかし、時間を置いて自分に向き合った時に、
やはり使命として
「グリーフサポートカウンセラーになる!」
と決めました。今回、お二人に出逢わせていただき、お母様の純粋
さや生きる力を 見せていただきました。お母様を サポートする、Kさんの素晴らしさが
あり、お母様の生きる力を 引き出してくださいました。『人はどんなに辛く切ない時にでも
喜びや幸せを見い出せる』これは私の体験からの真実の言葉です。
人はどんな状況下にあっても笑いを、喜びを選ぶことができるのです。
今回もKさんとお母さまからその力を見せていただきました。
この写真は、オンラインでのカウンセリングで
Kさんのお母さまが「エリーゼのために」を弾いてくださったシーン。最初にお会いした時には、いつもご主人と連弾して
いたので、ピアノの椅子にはもう座れないと言って
らしたので、私は胸がいっぱいになりました。今は「アヴェ・マリア」を弾き始めたそうです。
大切な人を喪った方、 悲しみを言葉に することからはじめませんか? 言葉はあなたを癒し、さらに成長した あなたと出逢える道へと続きます。 まだ見ぬ未来の自分と握手する場所 「心ハミング」であなたをお待ちしています。 ※海外に住む方、遠方の方は LINE電話・ZOOMなどで受けられています。 個別相談会・体験カウンセリングの詳細はこちらです。 ↓ こちらをクリック 「貴女の悲しみに寄り添う7日間無料LINE動画プログラム」 を視聴されてからの個別相談会のお申し込みは 毎月10名様無料となっていますので、ぜひご覧ください。 💐詳細はこちらをクリックしてご覧ください。 ↓ 「貴女の悲しみに寄り添う7日間無料LINE動画プログラム」 一般社団法人グリーフサポート研究所認定 グリーフサポートバディ 加藤久美子
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青山京古さんの水晶で描かれた絵
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コラム 2021年1月25日
月日が経っても悲しみの涙が止まらない理由【心ハミングのグリーフサポート】
半年経っても涙が毎日溢れてくることが苦しくて
グリーフサポートのカウンセリングの中で
Aさんが言いました。「毎日涙が止まらない。泣くことが苦しくて・・」
「泣かないように我慢したいのに・・・」
Aさんは、半年前にご主人を突然亡くされています。
半年経っても涙が毎日溢れてくることが苦しくて
そんな自分を嘆いていらっしゃいました。私がお伝えしたこと
大切な人が亡くなってから一年後の命日を
迎えるまでの365日は、大切な人が横にいない、
あなたが一人で迎える初めての日々。その一日一日には、思い出が詰まっている。
去年のこの日は、あの人が横にいてくれた。
今年の今日は、私一人・・・
そんな毎日が続くのです。
今日も明日も明後日も。
一人で過ごす初めての365日なのです。
ですから
毎日、泣いたって当たり前なんです。
その日、その日には忘れられない思い出があるのですから。
毎日泣いている、そんなあなたをおかしいなんて思う必要はありませんよ。
涙はあの人に届く花束
そして自分に贈る花束イラスト 青山京古
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コラム 2020年9月28日
自然の中に、あの人を重ねて見る。【心ハミングのグリーフサポート】
今朝、我が家の窓の向こうに
雪化粧をした富士山の姿が!2020年9月28日
初冠雪です。
夏の間は、雲の中に身を隠して
我が家からは見えなかった富士山ですが
今朝は、空気が澄んでスッキリと
美しい姿を見ることができました。我が家は、住宅地の高台にあるため
2階リビングからこのような景色を
眺めることができます。そして、庭ではこんな花や果実が!
↑ 白花曼珠沙華 ↑ ざくろ 白花曼珠沙華(シロバナマンジュシャゲ)
花言葉は「想うのはあなたひとり」
「また会う日を楽しみに」とってもロマンチックなんだけど、
とっても切なくもあるね。この世では、もう再会が叶わない人を想うと。
日々、自然の中に
回送った(みおくった)大切な人を
重ねて見ることが当たり前になっている。あの人が横にいた時の自分。
そしてもう、
あの人のリアルな姿がいない今の自分。ほぼ同時に、二つ自分の感情を体験する。
そんな私の心の中に、
いつも抱いている想いを
この詩が言葉にしてくれている。「こういうくらしができたなら」
こういうくらしができたなら
平凡なようで平凡ではない、
よるは うつくしいゆめばかりみて
なんのおもいもなく
ただありがたさにみちてあさをむかえる
すべて きょうのひとひは
秋のひに けやきがすくすくと野にたつように
ひとすじに まじりけなく
じぶんのこころと身をひとつに統(す)べて
できるかぎりのことをけんめいにしたい、
ありがたさのおもいのかげに
すべてをひとつにさぐるねがいをかきいだいて
きょうのひと日をあゆんでゆき、
ゆうがたをむかえたならば
きょうすごしえたるを 手をあわせて おれいをもうしたい
八木重吉
文中の
回送った(みおくった)大切な人をこの表現については
こちらで書いています。↓
大切な人を喪った方、
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コラム 2020年8月27日
父の糸
こんにちは。心ハミングのスタッフサキです。
前回の自己紹介に続き早速、サキブログ(仮)を
書いてみたいと思います。いきなり重い内容ですが、気持ちは軽やかに
参りまーす♪今年の7月で父を亡くしてから5年が経ったの
ですが、今年の命日は今までにないくらい
情緒不安定になりました。朝から感情が爆発し、激怒と悲しみの涙が
溢れてしまいました。そんな中でも日常生活は過ぎて行き、不意に
涙が出てしまう私を、友人たちや家族が温か
く見守ってくれて、同時に温かい気持ちに
包まれる一日にもなりました。自分の中では、折り合いをつけられている
つもりでも、心の奥深くにはまだまだ葛藤が
あるのだな、と自分を発見した気分でした。母は父(母にとっては夫)の死をきっかけに、
死別の悲しみと折り合いをつける
グリーフサポートのカウンセリングを
受けながら、自らも学び、現在は
グリーフサポートバディという
カウンセラーとして、悲しみの中に
いらっしゃる方々の心のケアを行っています。私自身は、グリーフサポートを受けたことが
ないので(たぶん母から受けると一緒に悲しくなっちゃう 笑)
時が経っても、もしくは時が経ってこそ、
グリーフサポートを受けることは大切なの
ではないかと感じています。私も受けてみようかな…..
そんな日常生活の中、
私は、父の代わりになりそうな人を無意識に
探していました。父が恋しい完全なるファザコンです 笑。
でも、そんな人はどこにもいなくて、
誰かにその面影を感じても、それはその人に
とって重いだけで迷惑だわってことに気づいたり 笑この夏、リビングの大整理をしました。
あちらこちらに収納された裁縫道具を
ひとまとめに整理し始めた時の出来事です。生前父は、身の回りの物を日曜大工や裁縫で
手作りするのが得意でした。弓道をやっていたので道具を入れる袋や、
弓を巻く布、塩ビパイプで手作りした矢筒の
まわりに着物の帯でデコったり…。リサイクルショップで掘り出し物を見つける
のも得意で、それらに使えそうな布や帯など
ストックが沢山ありました。その中でも山ほどの糸!!
カラフルなミシン糸や絹糸、組みひも用の糸
などなど。父が亡くなり、実家を手放すときに、
だいぶ処分してしまったのですが、
まだまだ沢山出てきました。こんなにいらないしっ!と、
片付けの間ずっと父を感じ、
お別れしてから初めて父にイライラしたかも。笑父から受け継いだ裁縫箱(工具箱だね笑) 心の中にはずっといるし、DNA上には紛れも
なく存在するし
(私もリサイクルショップ大好き笑)生活の中でふと思い出して懐かしくも
悲しくもなるけど、
過去の想いを強みに変えて、
未来からやってくる今を、
堂々とただ生きて行くだけ!
と今は感じています。イラスト・サキ
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コラム 2020年8月9日
8月9日長崎原爆の日によせて「最後だとわかっていたなら」
(今日の夕陽)
今日は、2020年8月9日
長崎原爆の日。75年前の1945年(昭和20年)8月9日
長崎に原爆が落とされました。ご冥福を祈るとともに
平和への祈りを捧げます。ある朝、いつもと変わらない
その朝の光景が一変してしまった。あの時〇〇しなかったら、、、
あの時〇〇していたら、、、
悔やんでも、悔やんでも
その想いは消えることは
ないでしょう、、、私の、誕生日は8月6日の
広島の原爆の日です。誕生日の朝は、黙祷から始まりました。
大人になったある日、ヒーラーに
こう言われました。「多くの命が失われた日を誕生日として
選んできたあなたはは、多くの人を
癒すことができるでしょう。」20代は、保育士をしていましたが、
その言葉を聞いてからは、
「女性の応援をしたい。」
「女性の輝きの応援をしたい。」と強く思うようになっていきました。
その経緯は省略しますが、
現在、女性の心とカラダのサポートサロン
『心ハミング』を主宰しています。繰り返し出てくる後悔
死別の悲しみに寄り添う
「グリーフサポートカウンセリング」
をさせていただく中で、とても辛い感情
の一つに後悔
があります。
悔やんでも、悔やんでも
大切な人が戻ってこないことは
わかっている。でも、繰り返しその感情が出てきて
そして自分を責め続ける。そんなクライアントさんの想いに対して
私はこう伝えます。「想いを言葉に出してください。」
私は、ただただその言葉を聴かせて
いただきます。感情を言葉にすることから、
誰にも遠慮せず、
アドバイスされることもなく
想いのたけを表すことから、
大切な人がいない、もう元には戻れない
今をどう生きていくのかの旅が始まります。後悔の中にあるもの
それは愛です。今日は、そんな想いの方に
お届けしたい詩をご紹介いたします。「最後だとわかっていたなら」
アメリカ人の女性が、10歳の息子を亡くし
その悲しみの思いを綴った詩です。