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死別の悲しみ | 心ハミングのグリーフサポート

「死別の悲しみ」

「死別の悲しみ」
  • コラム 2017年11月27日

    【覚えていない私はどうなっちゃたの?】

     

    先日、友人にこんなことを言われました。

    「くみちゃん言ったことを忘れていることよくあるよね。」
    彼女は何度もこの言葉を言おうとして、
    私を傷つけるのではと躊躇していましたが
    思い切って言葉に出したのです。

     

     

    私はそんなこと言ったか、まるで記憶になくて
    前だったら「あっそうだったね。」と
    思い出していたのに今は言った記憶が
    まるで思い出せないのです。

     

    彼女の「何度もあります。」という言葉を聞いて
    「私、脳の老化がかなり進んでいるのかな?」と
    かなりショックでした。

     

     

     

    しかし、そうではないことがわかりました。

     

    それは「グリーフ」の状態で出て来る
    症状の一つなんだと。

     

    グリーフとは

    大切な人を亡くした後に現れる、
    心身の不調や変化のこと。

     

    思いのままに気持ちや
    感じていることを表に出せず、
    心にフタをして抑え込んでしまった状態を
    英語で「グリーフ(grief)」と言い、
    日本では主に「悲嘆」と訳されています。

     

    抑えきれなかった思い、感情、
    悲しみの他に、怒りや罪責感、
    落ち込みといった感情が
    心に蓋を閉めた状態で存在しています。

     

    死別の後の心の穴や傷は
    人から見えるものではありませんから、
    周りの人には気づかれることなく、
    確実にストレスやフラストレーションがたまり、
    身体にその影響が出てしまうこともあるのです。

    身体的な主な症状としては
    不眠、強い疲労感、食欲不振などがあります。

     

    ジーエスアイさん  
    グリーフとはより抜粋させて頂きました。

     

     

    私は6月よりジーエスアイさんの橋爪先生のもとで
    「グリーフサポート」セミナーを受講中です。

    その学びの中で

    「記憶がないということは、
    愛する大切な人との死別後によくある症状で

    何の心配もないですよ。」
    橋爪先生に言って頂いてほっとしました。

     

    私「先生、どうしたら改善できますか?」
    先生「今はまだそのままでいいです。
    困ることがあればメモしたり、
    Siriを使うといいですよ。」

     

    ジーエスアイ代表 橋爪謙一郎先生と

     

     

    夫が天国に単身赴任してから
    2年5ヶ月が過ぎようとしています。

    心の学びをし続けている私は、
    随分と心の折り合いをつけられていると
    思っていましたが

    まだまだ私の心は寂しさ、切なさに溢れています。

     

    それは決して悪いことではなく
    当たり前のことだからそれでいいよ。

    と自分を受け入れているのですが
    自分ではまだ気づいていない
    取り残された感情
    たくさんありそうです。

     

    それは、頭では理解していることでも
    心の深いところでは受け入れていないこと。

    つまり、まだ折り合いをつけられていないこと
    たくさんあるということです。

     

    私は、これからもゆっくりと焦らず
    自分の心と向き合って行こうと思います。

     

     

    大切な人との死別後は、心にもカラダにも
    いろんな症状が出てきます。

    いろんな感情が溢れてきて
    自分がおかしくなってしまったのでは・・・と
    悩まれている方がいらっしゃいましたら、
    安心してください。

    それはグリーフの状態の時に出て来る
    症状のいくつかであるだけですから。

     

    この先、生きていく中でしていくことは
    悲しみを解決するのではなく、
    自分の心に折り合いをつけることです。

    そうしていくうちに
    いろんな症状は改善されていくことでしょう。

     

    一人で悩まず、まずは想いを言葉にしてみませんか。

    私ができることはまずは、
    安心で安全な空間で
    お話を聴かせていただくことです。

     

     

     

     

    大切な人を喪った方、
    悲しみを言葉にすることからはじめませんか?
    言葉はあなたを癒し、さらに成長したあなたと出逢える道へと続きます。

     

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    ※海外に住む方、遠方の方は
    LINE・SKYPE・ZOOMなどで受けられています。
    (通常の対面カウンセリングと同じ料金です)

     

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    一般社団法人グリーフサポート研究所認定グリーフサポートバディ

    加藤久美子

     

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  • 体験談 2017年9月5日

    【グリーフサポート】お客様の声

     

    【グリーフサポート】
    (死別の悲しみのサポート)を
    電話で受けられた
    Nさん(50代女性)から
    ご感想をいただきましたので
    ご紹介いたします。

     

     

    加藤さんありがとうございました。

    初めて電話でお話をするとは思えないくらい
    何か安心感があり私のことを何でもわかり
    理解していただけるような気持ちがしました。

     

    時間があっという間でした。
    でも実を言いますと途中から
    ずっと泣きながらお話をしていました。

     

    ご主人の命日とは知らずに
    私が予約をして
    母のことを聞いていただくというのは
    何か偶然ではない様な感じがしました。

     

    ご主人のことを
    天国に単身赴任しているという表現は
    すごく心に響く言葉に私は感じています。

     

    本当に母は自分のことより
    まず私の体調を気遣うような優しい人でした。

     

    いつも協力して
    助け合い、
    支えあい、
    励ましあい、
    喜びをわかちあう
    という親子関係でした。

     

    もうこの先、母に匹敵するような人には
    巡り会うことはないと思いますので、
    あきらめるしかないのですが、
    母みたいな人が、
    私のお母さんでいてくれただけでも
    幸せだったんですよね。
    考えてみたら、いてくれるのが当たり前に
    思ってしまっていましたからね。
    ずっと私が生まれたときから。。。

     

    このカウンセリングは
    本当にすごいですね。
    ものすごい経験を
    させていただきました。

     

    悲しみはこれからも続くと思いますが
    何とか生きて行きたいと思います。

    これからもメルマ ガを楽しみにしています。

     

    加藤より応援メッセージ

    Nさん

    心のこもった感想を書いて頂いて、
    私自身も元気と勇気を頂きました。

     

    グリーフサポートはクライアントさんと
    カウンセラーの両者の魂が響き合い
    共に成長していく時間だと思います。

     

    愛する人を喪った悲しみは、
    身を引き裂かれそうな痛み。

     

    どうしようもない苦しさの中、
    それでも夜になり朝が訪れます。

     

    日が進むにつれ、心は少しずつ落ち着いては来ますが
    心の奥にしまい込んだ悲しみや苦しさは置き去りに
    されている場合が多いです。

    悲しみや苦しさの感情は心の深くに閉じ込められ
    置き去りにされていると様々なグリーフの状態が
    表れてくることがあります。

     

     

    グリーフとは

    思いのままに気持ちや感じていることを
    表に出せず、心にフタをして
    抑え込んでしまった状態を
    英語で「グリーフ(grief)」と言い、
    日本では主に「悲嘆」と訳されています。

    死別をはじめとする喪失体験の後、
    何か体の一部をもぎ取られたように、
    心にぽっかりと穴が開いたような感じや、
    何ともいえない感覚や気持ちになることがあります。

    (株式会社ジーエスアイさんのホームページより)

     

     

    大切な人を喪った後の人生を
    悲しみに翻弄され続けるだけではなく、
    自分らしくどう生きていくのか。

    Nさんの中で、ちゃんと答えを持っています。

    しかし、自分ひとりではその答えにたどり着く
    のは難しいことが多いです。

    なぜなら、辛く切ない想いの方が溢れてきて
    その心の奥にある他の感情に気づけないのです。

    では、どうしたら辛く切ない想いのその先にある
    大切なあなたの答えにたどり着けるのでしょうか?

    それは、あなたの中にある
    辛く切ない想いを言葉にして充分に受け止めて
    もらうことでやっと見つけることができるのです。

     

    Nさんも、グリーフサポートを受けることで
    悲しみを言葉にすることができました。

     

    その結果、素晴らしいお母様と出逢え、
    一緒に人生を過ごせたことへの感謝が
    大きく膨らんでNさんの心を満たしました。

     

    悲しみは、
    消すことができなくても
    いいのです。

    ただ、ただ、
    大きな愛がその悲しみを

    包み込んでくれるのです。

     

     

     

    森の小さなお宿の灯りのように

     

    暗い森の中を迷子になって、さまよっている方に、

    「小さなお宿がここにあるよ。」と知らせる、
    あたたかな灯りのように、
    Nさんの書いてくださったこの感想が
    グリーフサポートが必要な方を
    導いてくれることでしょう。

    Nさん、心のこもった感想を
    ありがとうございました。

     

     

    大切な人を喪った方、
    悲しみを言葉にすることから
    はじめませんか?
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    見守られています。

     

     

  • コラム 2016年8月21日

     

     

    【大切な人と病室で過ごす】

     

    2015年7月7日に
    アメブロに投稿した記事です。
    今の私のターニングポイントとなった日の
    出来事なのでご紹介します。

     

    病室でピクニック&キャンプ

     

    今日は七夕様
    入院中の夫のベッドサイドにも七夕飾りました。
    お見舞いに来てくれる2歳の孫と娘が作って
    くれた飾りを私が工夫しました。
    笹の代わりはカエルの洗濯ハンガーです。

     

    2015-07-07-10-58-13_deco

     

    夫の病室での寝泊まりも70日が経ちました。
    夫のそばで過ごす私達家族のために
    友人が鍋釜持参で連日夕飯の
    デリバリーしてくれています。
    病室の一角がまるで、キャンプ状態。
    レジャーシートの上でご飯食べたり、
    眠ったり…

     

    2015-07-07-11-12-12_deco

     

    病室で、整体したり、アロマもしたり…
    私のやりたい放題。

    こんな事を許してくださる
    病室のスタッフの皆様に感謝しながら
    毎日泣いたり笑ったりして過ごしています。

     

    人間はどんな時でも
    強いなぁ・・・・

    どんなに辛く切なくても
    お腹もすくし、おならもでるよ!

     

    一瞬、泣いていると思ったら笑っている。

    そんな人間らしい私を私は好きです。

    その後のことはこちらで書いています。
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