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命日・一周忌・1年祭 | 心ハミングのグリーフサポート

「命日・一周忌・1年祭」

「命日・一周忌・1年祭」
  • コラム 2023年3月31日

     

    夫の初めての命日は
    新しい自分の1歳の誕生日

     

     

    2016年に書いた記事に、今(2023年)の思いを追加してみました。

    初めてのご命日を迎えた方にお伝えしたいことを書きます。

     

    まずは、7年前の記事です。

     

    「重い話を軽やかに書きたい」

    なぜなら、

    私は、
    ‘’あっという間に光の国へ旅立ってしまった夫‘’
    から教えられたことを、たくさんの皆さんに伝えたいと思うからです。

     

    昨日は、昨年(2015年)7月7日に旅立った夫の
    初めての命日でした。

    夫は病名がわかってから半年あまりで逝ってしまいました。

    58歳の生涯でした。

     

    病名がわかってからの日々、
    私の心の揺れは、

    震度で言ったらどのくらいでしょうか?

     

    夫という相手を目の前にして、
    彼と向き合うこと以上に、
    自分の心と向き合うことの方が難しかったのです。

     

     

    彼はとても、メンタルが強い人でした。

    不平・不安・不満を
    言うことがありませんでした。

     

    彼から教えられたことは

    彼の、

    瞬間、瞬間を生き抜く力

    です。

     

    彼を通して私が気づいたことを
    これからひとつずつゆっくり書いて
    行こうと思います。

    私は、昨日初めての命日を迎えられた喜びを感じています。

     

    喜びって何?

    お誕生日を迎えた喜び

    みたいな表現ですね。

     

    普通はそんなこという方はいませんよね。

     

    故人を忍ぶ日なのに・・・

    でも私にとっては喜びなのです。

     

    日々、一生懸命に生きてきた

    新生、加藤久美子の1歳の誕生日なんです。

    自分でいうのもおかしいですが、
    夫のからだがリアルにない現実を、
    寂しくって、苦しくって、せつなくて、
    どうしようもない現実を
    けなげに生きてきた、
    新生、加藤久美子の1歳の誕生日なんです。

     

    だから夫の命日は

    私の新しい私の1歳の誕生日なんです。

     

    娘と孫と一緒にお墓参りに行って
    蝋燭を灯して
    (我が家は神道なのでお線香ではなく蝋燭なんです)
    ハッピーバースデーを歌ったら、
    孫が蝋燭を吹き消しましたよ😊

     

    彼が私を祝福してくれていることを感じた昨日。

     

    空には、空を羽ばたく鳥のような雲が出現していました。

     

     

     

    ここからは、7年後の今2023年の私が書きます。

    2016年の記事を書いたその後、
    私は大切な人を亡くした方のサポートを志して学び
    一般社団法人グリーフサポート研究所認定
    グリーフサポートバディとなりました。

    2017年にサロン「心ハミング」を創りました。

     

     

    6年前サロンの名前を考えている時に
    「人はどんなに辛く苦しい時だって、幸せや喜びを選んで行ける。それを選んでいいんだよ。」
    ってことを伝えたくて
    「いつも心は踊るよ!心がハミングするような日々を歩こうと」
    いうメッセージを込めて「心ハミング」というサロン名にしました。

     

    「人はどんなに辛く苦しい時だって、幸せや喜びを選んで行ける。それを選んでいいんだよ。」
    この言葉は、自分自身の体験から出てきた言葉です。

    どんな辛い時にだって一瞬で笑えることもある。

    カウンセリングの時もクライアントさんから
    「泣きながら笑う美しい笑顔」を何ども見せていただいています。

     

    悲しみの中には、いつだって蘇らせることができる
    あなたの大切な人の思い出がいっぱいあります。

    この思い出がいっぱいだからこそ、それを思い出したときに
    「もういないんだ」という現実に向き合う。

     

    だから、苦しくて切ない・・・

    初めての命日を迎える日までの365日は
    一日いちにちがあなたの大切な人がいない
    初めての日。

    寂しくって、苦しくって、せつなくて、
    どうしようもない現実を必死で生き抜いて迎える
    初めての命日なんですね・・・

    だからこそ、初めて迎える命日は誰よりも
    あなた自身を祝福してあげて欲しいのです。

    そして2年目の命日も3年後の命日も
    ずっとずっと、
    あなた自身を祝福してあげて欲しいのです。

     

     

    愛する人を亡くした時2つの大切なこと

    ①悲しみの痛みを避けるのではなく、悲しみをしっかりと感じ切ること。

    ②「簡単なグリーフの知識」を知ること。

    悲しみをしっかり感じ切るためには、悲しみを言葉にすることが大切です。

    そして悲しみの言葉を聴くことも、あなたをサポートしてくれます。

     

    大切な人へ贈る言葉の花束

    「悲しみ」とはどれだけその人を愛しているかを語る言葉。
    悲しみを言葉にすることは、愛を語ること。

    大切な人を亡くされて会いたくて会いたくてたまらない。
    でももう会うことができない。
    どうしようもない悲しみの中に身を置いた時、
    あなたの心に深く染み入る言葉をお届けしたい。
    それがあなたの悲しみをいっときでも包み込んでくれることを願っています。

    一般社団法人グリーフサポート研究所認定
    グリーフサポートバディ 加藤久美子

     

    心ハミングのグリーフサポート

     

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