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コラム 2020年5月1日
【シンプルに生きる】世の中の状況がどうであれ、美しく咲く花々たちに本質を教えられます。
今日から5月が始まりましたね。
新緑が美しく、花々が咲き乱れる美しい季節。
我が家の庭にも、モッコウバラや牡丹が咲いています。
世の中の状況がどうであれ、美しく咲く花々たちに本質を教えられます。
空のように
きれいになれるものなら
花のように
しずかになれるものなら
価なきものとして
これを捨てよう
あれも捨てよう
私が好きな詩人、八木重吉さんの詩です。
家に居る時間が増えたことで、
本、詩集、エッセイなどをゆっくりと見る時間が増えました。
それらを読んでいると、私の中がどんどんシンプルになってきました。
雑多な物や、心の中に残されていた感情や思い込みの中から、
本当に大切なものが、キラッと光輝いてきました。「シンプルに生きよう!」
スッと思えるようになりました。
どうしても手放せないでいたものを、あっさりと手放すことができました。
しかし、物は比較的簡単に手放せますが、心の中の様々な感情や思い込みは、
大切に抱え込んでいたものが多く、いざ手放そうとすると逆にジタバタする自分がいます。いらない感情であっても、今までの自分を守ってくれていた感情たちであったのですから、
いざ手放そうとすると、もう一人の自分が「本当に手放していいの?」と投げかけてきます。そこで、確認するのです。
「その感情は、過去の私に必要だったもの。
今を選択し、新しい未来を創っていく私には、もういらない!」手放す感情が出てくるたびに、この言葉を繰り返しています。
すると、未来の自分がすっと今にやって来る。
過去の思い込みから解放された、自由な自分が。空のように
きれいになれるものなら
花のように
しずかになれるものなら
価なきものとして
これを捨てよう
あれも捨てよう
この詩は、私を透明感あるシンプルで美しい世界に誘ってくれる詩です。
さあ、5月!
季節が巡り、この美しい季節が訪れると共に、
お別れした大切なあの人との思い出が鮮明に蘇って心が切なく、どうしようもない方へ。その想いを 言葉にして私に聴かせてください。
切なさ、悲しさはその人を想う愛おしさがあなたの中にいっぱいあるからです。
切なさ、悲しさを語る時間は、いっぱいの愛に包まれる時間です。
あなたの部屋から、電話やzoomなどで、心の中の想いをお話しください。
体験された方の感想はこちらです。
【グリーフサポート(死別の悲しみのサポート)お客様の声】
「私はずっと求めていました。愛する人と死別してからずっと…」 -
コラム 2017年7月9日
【大切な人の命日は新しい自分の誕生日】死別の悲しみの先に!2歳編
【7月7日七夕さまの出来事】
今日、書く話は皆様にとって
一番辛かった経験と重ね合わせて
読んでくださると
何らかの参考になるかと思います。7月7日、七夕さまに日に、
『グリーフサポート』をしました。その中でクライアントさん(Nさん)から
こんな質問を受けました。「加藤さんは、辛い言葉を言われ
傷ついたことはありますか?」私「もちろんあります。」
この辛い言葉とは、
大切な人を亡くした後にかけられた言葉
という場面でのことです。相手は悪気はないとわかっているのですが、
私は深く傷ついた言葉がたくさんありました。傷ついただけではなく、
怒りが込み上げてきた言葉たちもあります。そのひとつとしては
「大丈夫?」と声をかけられることでした。
相手は私を気遣ってくださってのことだとは
十分わかっているのですよ。でも夫を亡くしたばかりの私の心の声は
こう叫んでいました。「大丈夫なはずがないじゃない!」
「大丈夫って答えて、
自分の心に嘘をつかなくてはいけないの?」って!
普通の時は、普通に
「うん、大丈夫。」とさらっと流すか
「苦しいけどなんとかやってます。」とか
言えるのかも知らないけど、
大切な人を失ったばかりのグリーフ(悲嘆)の時は
この言葉は苦しかったです。
他にも数々の辛い言葉がありました。Nさんも、私も大切な大切な人を
亡くす経験をしていました。今回初めて、カウンセリングを受けられたNさん。
私も辛い言葉で気づいた経験があると
お話するとほっとしたようでした。まずは
Nさんに、
ご自分の苦しい感情が出ていることを
承認してあげてくださいとお話ししました。「このままではいけない!」
「なんとか前に進まないと!」と
自分を責めたり、
焦ったりせず、まずは
自分の苦しい、寂しい、切ない感情を
自分自身が出してもいいと認めてあげてください。七夕さまの日は、夫の命日でした。
2年が経ちました。
幼稚園から帰ってきた孫と1歳の孫
と娘の4人でお墓参りに行きました。我が家は神道なので、
お線香ではなく蝋燭に火を灯します。そして大きな声で
♪ハッピーバースデー♪
の歌を歌いました。孫たちが、蝋燭をフーッと
吹き消してパチパチしました。夫が光の国へ単身赴任してから、
夫のいない現実をけなげに生きてきた、
新しい私の、娘の、孫の2歳の誕生日なのです。
新生久美子の2歳の誕生日なのです!ちなみに下の孫は、
夫が旅だった翌月にお腹にいることが
わかったので
この子は命のバトンタッチです。夫から私が受け取ったもので最大なるものは
「過去に惑わされず、
未来を憂いず、
今にベストを尽くす」今にベストを尽くす=今を楽しむ
迷った時には、
「今を楽しむ」を思い出す私です。グリーフとは
大切な人を亡くした後に現れる、
心身の不調や変化のこと。思いのままに気持ちや
感じていることを表に出せず、
心にフタをして抑え込んでしまった状態を
英語で「グリーフ(grief)」と言い、
日本では主に「悲嘆」と訳されています。抑えきれなかった思い、感情、
悲しみの他に、怒りや罪責感、
落ち込みといった感情が
心に蓋を閉めた状態で存在しています。
死別の後の心の穴や傷は
人から見えるものではありませんから、
周りの人には気づかれることなく、
確実にストレスやフラストレーションがたまり、
身体にその影響が出てしまうこともあるのです。身体的な主な症状としては
不眠、強い疲労感、食欲不振などがあります。ジーエスアイ
グリーフとはより抜粋させて頂きました。これは死別だけではなく、
離婚、引越し、職を失くしたとき、
ペットが死んだときなど、
さまざまな状況でグリーフを経験します。自分がこのような状態であることに
気がつかないまま日々を過ごされている方が
たくさんいらっしゃいます。私もまさにその一人でした。
今、私はグリーフサポートを学んでいます。
6月ジーエスアイの
グリーフサポートベーシックセミナーが終了し、
来春に向け”グリーフサポートバディ”を
目指して勉強中です。※2018年5月「グリーフサポートバディ」に認定されました。
ジーエスアイ代表 橋爪謙一郎先生と
【グリーフサポート】
を受けられたNさんの感想はこちらです▼
「ものすごい経験をしました。」大切な人を喪った方、
悲しみを言葉にすることからはじめませんか?
言葉はあなたを癒し、さらに成長したあなたと出逢える道へと続きます。まだ見ぬ未来の自分と握手する場所
心理カウンセリングルーム
「心ハミング」でお待ちしています。※海外に住む方、遠方の方は
LINE・SKYPE・ZOOMなどで受けられています。
(通常の対面カウンセリングと同じ料金です)まずは『体験カウンセリング』
へお申込みください。一般社団法人グリーフサポート研究所認定グリーフサポートバディ
加藤久美子
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