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【巷に溢れている言葉にざわざわする】
大切な人を亡くしたあなたの「気になる言葉」は？

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前回は大切な人がいなくなってしまって、
溢れ出てくる感情の中の一つ怒りについてお話ししました。

今日のテーマは

【巷に溢れている言葉にざわざわする】
大切な人を亡くしたあなたの「気になる言葉」は？です。

大切な人を失ったあなたの周りからは、様々な言葉や情報が飛び込んできて、苦しくなることは多々あるかと思います。

周りの人の発する言葉、SNS・YouTube・本からの情報

意図して見るものもあるけど、勝手に目や耳に飛び込んでくるものも多い。

そんな時、目にしてしまう、いつも気になる言葉、フレーズがありませんか？

人はわからないことがあると、答えを得ようとします。

「私の大切な人はなぜ死んでしまったのか？」

「あの時、こうしていたら死ぬことはなかったのでは？」

繰り返される答えのない問いかけに対して、私たちは答えを探し続けてしまう。

簡単に答えなど見つからないと思っていても、探さずにはいられない。

あなたの問いかけのキーワードで検索して出てきた答えも、その情報が正しいかどうかなんてわからない。

私にも、ありました。

答えのない問いかけ。

「私の夫はなぜ死んでしまったのか？」

そんな時に

巷に溢れている情報の中に「気になる言葉」があり、それに対して感情がざわざわしました。

感情がざわざわするとは

それは、心が痛いのです。

身体が締め付けられる感覚がするのです。

その言葉、フレーズはこのようなものでした。

一つ目

「病気と闘う」「病気に勝つ」

この言葉を目にすると、私の心はこう叫んでいた。

亡くなったら、その人が負けたことになると言いたいの？

病気で死んでも負けてなんかいない！

２つ目

「自分の人生を生きていないとき、人は病気になる」

これに関しては、私自身、身体からのメッセージを受け取ったりしているし、
感情と身体の関係性の密接さを十分にわかっているのです。

しかし大切な人の死に直面した時には、とても辛い言葉でした。

確かに、それはあるでしょう。

けれどそればかりではない。そうじゃない。と私の心が言っていた。

そして、３つ目。

この言葉を聞くのがとても嫌でした。

「死ぬこと以外はかすり傷」

この言葉は、仕事にチャレンジしている方達がよく使っていた言葉。

その人たちが自分を応援する言葉だと言うことは頭ではわかっていましたが

ニュアンス的に耳を覆いたくなる感覚でした。

とても軽い言葉に聞こえてきました。

そんな中、ある言葉と出会い、私の深い部分で腑に落ちて
癒され、希望が満ちた言葉があります。

それは、この言葉です。

「人は『病気』で死ぬのではなく『寿命』で死ぬ。」

これは矢作直樹先生の言葉

矢作先生は、

※東京大学大学院医学部附属病院救急部・集中治療部部長として多くの患者さんをみてこられたドクターです。

この３つの言葉たち

「病気と闘う」「病気に勝つ」

「自分の人生を生きていないとき、人は病気になる」

「死ぬこと以外はかすり傷」

なぜこの言葉たちに私の心が反応したのか？

この言葉を聞いた時

私の感情はこのようなものでした。

悲しい・苦しい・傷ついた・無力な・絶望している

どうしてこんなたくさんの感情たちが出てきたのか？

それには理由があります。

それは、私の中の大切なものが傷つき、満たされていないからなのです。

では、何が傷つき満たされていないのか？

ここからは自分の中と向き合う作業です。

自分と向き合う時間を作ると、自分の中から答えが出てきます。

どうしてそれらの言葉たちに私の多くの感情が反応するのか？

何が大事なの？

何が傷ついているの？

何が満たされていないの？

私の中から出てきた答えは

それは・・・・

生命（いのち）の尊厳

人はどんな最後を迎えようとも、ここに生きた命の神聖さを
侵されてはならない。

ああ、そうだったんだ。

私は、生命（いのち）の尊厳が大事

私の中にある大切なものを言葉にできてよかった。

自分の中にあるものを言葉にすると、それは私にパワーをくれる。

今日のまとめ

あなたの中にざわざわする「気になる言葉」があったら

それは、あなたの中の大切にしているものが傷つき満たされれていないからだ。

あなたの問いかけには、あなたの中から答えが見つかるように、見えない力がサポートしてくれる。

そのためには、あなたがあなたの心と向き合う神聖な時間が必要。

1日のどこかの時間、10分でいいので時間を作ろう。

その１０分間で答えは見つからなくても、続けることである日突然、答えはやってくる。

自分と向き合うことは、怖さもあるかもしれませんね。

そこで、自分t向き合うためのアファメーションをご紹介します。

自分と向き合うためのアファメーション

「心の中をのぞいても大丈夫」

　　　周りの意見や

思惑に惑わされそうなとき　

　　心の中をのぞくと

知的で美しい崇高な自分が見える。　　

　　私はそんな自分が大好き

 

　　　　ルイーズ・ヘイより

 

ポジティブなアファメーションは起きた事実は変わらなくても、あなたの「考え方」を変える力となります。

 大切な人を喪った方、 悲しみを言葉に
することからはじめませんか？
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加藤 久美子

私の経験は産婦人科クリニック勤務で4,500人のあかちゃんと出逢ったこと。
夫と父を抱いて看取ったこと。
この経験から生まれ出るいのちを迎えるとき
旅立ついのちを回送る（みおくる）時
魂の存在として同じと気づきました。
20年前からのスピリチュアルな学びとボディケアの実践で得た情報、知識を 心軽やかに生きる知恵としてお伝えします。
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