「心ハミング」のグリーフサポート ~悲しみを乗り越えるのではなく、悲しみと折り合いをつける生き方~


「心ハミング」のグリーフサポート
~悲しみを乗り越えるのではなく、
悲しみと折り合いをつける生き方~

 

【はじめに】

 

大切な人を亡くした時、

「悲しみの中から
どう進んでいいのかわからない。」

あるいは
「私はおかしくなったんじゃないか?」

そんな風に感じていませんか?

 

 

カウンセリングルームにご相談に
いらっしゃる方はこんな表現もされます。

 

「もう2年経ったのに毎日
泣き続けているんです。」

「あの時こうしておけば・・・
なぜあんな事言ってしまったか・・・
という罪悪感が止まりません。」

「どうして私を置いて先に逝ってしまったの!
といった怒りが出てしまうんです。」

「自分が自分でないような感覚がいつまで
続くのだろう・・・

もう以前の自分に戻れないという絶望感が
出てきて苦しいです。」

いろんな感情が次から次へと湧き上がってきて
私はおかしくなってしまったんじゃないか・・・

一体どうしたらいいのでしょうか?」

 

そう話される方に、
私は次のようにお伝えしています。

 

「それはおかしくないことです。
自然なことです。」

 

このように、大切な人を亡くした時に、
今まで経験してきたことのない自分自身の感情に

どう向き合って行ったらいいのかわからず、
途方に暮れている方は大勢いらっしゃることでしょう。

 

心の中に「悲しさ」「苦しさ」「自分を責める」
などの感情が次々と湧き上がってきて、
さらに苦しくなる。

私も、その一人でした。
私も、夫を見送りました。

 

 

 

朝、目覚めて、まず出てくることは
「彼はもうここにはいないんだ」
という現実に向き合うこと。

そしてそれに続く悲しさの涙です。

夜、眠る時、「今日もがんばったよ。」と
一人でつぶやいて背中を丸くすると、

「寂しいよ~。会いたいよ~」という感情が
出てきてやっぱり涙がにじみます。

 

日中は、不意に彼のことが思い出されて
涙があふれ出ます。

 

友人が心配して、かけてくれた言葉にも
逆に傷ついたり、怒りさえ出ることもありました。

 

私のことを気遣って言ってくれていることは
頭では、分かっているのに・・・
「誰も私のことなど分かってくれない」
という気持ちが心はの中にうごめいていました。

 

20年前から心の学びをしていて、
セルフケアはできる
と思っていた私でもこの様な状態でした。

 

死別の悲しみは、
想像を超える心の痛み。

 

 

 

そんなある日、私はパワフルな体験をしました。
それはこんな体験です。

車を運転していて、いつも通ると
突然涙があふれてくるトンネルがあり、
その日もそのトンネルに入ると涙があふれました。

「彼に会いたい!でも会えない!」
その現実が辛くて、悲しくて、切なくてあふれてくる涙です。

しかし、その日は
「あっ!この感情は知っている!!」と
感じたのです。

 

この感情は「彼と付き合いだしたばかりの
20歳の頃、彼に会いたいと思う愛しさと同じだ!」

その時わかったのです。

「彼を葬った(うしなった)後の、
この彼への愛しさの感情は、今も
私は彼に恋してるということだ!」と。

 

これは
「死別の悲しみの感情が
愛に変わった」
瞬間でした。

 

 

 

彼のことを思いだすと
ただ、もう逢えないという悲しみにフォーカス
していた私の心が、それだけではなく
愛おしいという私の感情にも繋がったのでした。

彼がいないという現実は変わりませんが
私が見る(感じる)世界が変わったのです。

これは、とても大きな気づきとなりました。

 

悲しみは消そうとしなくても大丈夫です。

悲しみは、もっともっと大切な愛する人と
一緒にいたかったという正直な感情です。

ですから、
悲しみは消えなくてもいいと私は思っています。

 

なぜなら、
悲しみと同時に愛の記憶が自分を癒してくれる
からです。

 

私の心に湧き上がる、
悲しみや後悔の感情の奥には、
大きな愛が同時に存在し、
自分をも包み込んでくれると感じています。

 

 

 

 

大切な人との死別後、こんな自分の状態に戸惑っていませんか?

 

大切な人が亡くなった時、
多くの人がこのような体験をしています。

☆感情に現れる症状

・感情が動かない、あるいは色々な感情が次々に
あふれてくる

・いつも忙しくしてしまう。
(必要以上に予定を入れてしまう)

・怒りが込み上げてきて、
その後そんな自分が嫌になる

・罪悪感や後悔が常に出てくる
・不安で仕方がない
・生きていくのが辛いと感じる
・どんな風に生きていったらいいかわからない
・誰にも自分の気持ちを
わかってもらえないと思う

・悲しいという気持ちが起こらず
冷たい人間なのかと思う

・亡くなった人のことが頭から離れない
・亡くなった人の姿が見えたり声が聞こえる
・ひたすら涙が出てきたり、大声で泣いたりする

☆身体に現れる症状

・寝つきが悪い、何度も夜中に目が覚めてしまう
眠くてたまらない、不快な夢を見るなど

・体力の低下
(風邪をひきやすくなる、筋力が落ちる、体重の減少)

・食欲がなくなる、あるいは過食状態
・疲労感
・肩のこり、首のこり、腰の痛み
・胃の痛みや胃が重い感じ
・腸の不調(下痢や便秘など)
・胸の痛み(しめつけられるような感じ)
・動悸(心臓がどきどきする)
・血圧の上昇、あるいは低下
・頭痛や吐き気
・息切れ・息苦しい感じ
・めまいやふらつき、耳鳴り
・持病の悪化
・何もする気が起こらない
・話したことや聞いたことを覚えていられない
・物事を決められない、集中できない
・仕事の能率が上がらない

 

この他にも様々な症状が出て自分自身に
翻弄されます。

私も、この中の数多くを体験しました。

 

「このまま、どうなっちゃうんだろう私?」と
さらに不安になったりしました。

しかし、
「これはとても自然なこと。
私は、おかしくなったわけではない。
今はこの状態でも大丈夫。」
と知って

「今は、自分に優しくする時。
自分を責めたり、疑ったりせず、
ありのままの自分の感情でいいよ。」

と自分に言ってあげることが出来るようになりました。

 

その結果、
悲しみと共に生きる人生は、
より自分を豊かにしてくれる人生
だと思えるようになってきました。

 

大切な人を亡くした時の心の中は

 

大切な人との死別は
その人が自分の人生からいなくなった
という事実の他にも
様々なものを同時に
失ったと感じます。
その人といることであった

安心感や希望、未来の設定図などです。

 

例えば私の場合このようなことでした。
◎夫と一緒に描いていた未来の生活が
失われた感覚。

 
◎夫からの収入が無くなることでの金銭の不安や
どうしてこうなってしまったのという思い。

 

◎今まで夫がやっていてくれたこと
(壊れたものの修理など)が
自分ではできず戸惑う。

 

・町で同じ年代のご夫婦が連れ添って
歩いているのを見るたびに

 彼はいないんだという現実を突きつけられる。

・給料日、彼のお給料はもう振り込まれることは無い。
 彼はいないんだという現実を突きつけられる。

・電球が切れた。
 彼はいないんだという現実を突きつけられる。

日々、この確認作業は続いてしまう。

 

「彼はもういないんだ」と確認する作業は、
「彼のいない新しい環境で生きていく自分を
つくりだす作業をしなければならない」
ということになります。

 

それには痛みが伴います。
なぜなら
人は、知らず知らずのうちに死別を
経験する前の状態に
なんとか戻ろう、
取り戻そう、と必死にもがいてしまいます。

しかし、亡くなってしまった大切な人が
元に戻ることはなく、

死別の前と後の「自分」という存在は
大きく変わってしまっています。

その変化の中で、さまざまな感情が
湧き上がって、苦しい思いをすることがあるのです。

 

 

グリーフってなに?

 

「死別の体験をした時に
湧き上がってくる様々な感情や思いを、

外に出さずに閉じ込めている状態」
のことを
英語で
「グリーフ(Grief)」といい、
日本語では「悲嘆」などと訳されています。

 

「悲嘆」(ひたん)とは字のごとく
「嘆き悲しむ」ということですが
日常聞く言葉ではありませんね。

それだけこの大切な人を葬った(うしなった)
後の感情は日常ではないということです。

 

今までの自分と変わっていても
当たり前で自然なこと
なのです。

 

しかし、それが当たり前だ、と、
言ってくれる方が周りにいなかったり、

逆に早く元気になることを望まれていると感じて
「こんな私ではいてはいけない」
「なんとか早く元に戻らなくてはいけない」
などと思い、

自分の感情を出さないように心の中に抑えこんで
心にふたをした状態が「グリーフ」なのです。

 

 

 

 

悲しみの感情をなんとか心の深くに
閉じ込めておいてもその感情は形を変えて出てきます。

様々な身体の不調として、あなたに気づいて
欲しいと訴えかけてきます。
その一部が前述した身体に現れる症状です。

このようなことからも、
感情は心のふたを開けて出してあげることが大切なのです。

 

 

グリーフワークとは?グリーフサポートとは?

 

深い悲しみに暮れる人が悲しみに折り合いをつけて、
自分らしく生きることができるまでに行う心の作業を
「グリーフワーク」と言い、
その作業を側面から支えることを
「グリーフサポート」と言います。

悲しみを癒すプロセスでもっとも
大切なことは、

悲しみの痛みを避けるのではなく
悲しみをしっかりと感じきることです。

自分の感情と向き合い、
喪失体験によって
ごちゃごちゃしてしまっている心の中を整理して、

本来の自分らしさを見つけること。

そこからしか前に動き出すことはありません。

 

私は、車の運転中によく大きな声をあげて泣きました。

そんな中、最初に書いた
「私は今も彼に恋している。
彼を愛しているし、彼からも愛されている。」

という感覚が身体中に広がって
悲しみの涙の中にも
喜びの涙があることに気づいたのでした。

 

これがグリーフワーク
悲しみに折り合いをつけて自分らしく生きていく
プロセスなんだと思います。

 

 

周りの人からのサポートを受けながら、
ゆっくりと焦らずに悲しみに
折り合いをつけていく。

それをすることによって、
大切な人との思い出を
心の中の宝石箱いっぱいにして、

悲しみや心の傷を持ちながらも

自分らしく生きていくことが出来るようになる

これが

~悲しみを乗り越えるのではなく、
悲しみと折り合いをつける生き方~

の秘訣です。

 

 

 

 

 

「心ハミング」のグリーフサポートとは

 

大切な人を喪った(うしなった)方の、
傍らに寄り添いサポートしていくことです。

 

心の奥深くにしまい込んだ
痛いほど苦しい想いと向き合い、
再び、自分らしく生きる力を
取り戻すことができるよう、
悲しみと折り合いをつける心のワーク
「グリーフワーク」のサポートをしていきます。

 

安心安全な場で、一切否定されることなく
あなたの想いをお聴きします。

 

 

愛する人とお別れした後の長い人生を
苦しみの記憶で、もがきながら生きるか、
悲しさを抱えながらも愛の記憶で満たされながら生きるか
私たちは自分で選べるのです。
選んでいいのです。

 

大切な人を喪った(うしなった)
心の傷がなくなることはありませんが

その傷と共に、新しい自分へと変化していけるのです。

 

人は悲しみを持ちながらも
やすらぎを得ることができる存在です。

なぜなら、
悲しみと同時に大切な人との思い出が、
愛の記憶として自分を癒してくれるからです。

 

「いつかこの悲しみは癒えるだろう」と、
今の苦しみを心の中に押し込めておかず、

一人で悩まず、無理をせず今の思いを今、
話し始めませんか!

 

今、心の中でどんなことが起きているのかを知り
「悲しみを乗り越える」のではなく
「悲しみと折り合いをつけながら

自分らしく、前に歩き出す」

そのきっかけとなるように
私の死別の経験から得た学びと
グリーフの専門知識を使って
サポートさせていただきます。

 

それが「心ハミング」のグリーフサポートです。

 

『心ハミング』が大切にしていること

 

一切否定されることない
安心・安全な空間の中で、
あなたのお話しを心からお聴きします。

あなたの「ヨコ」を歩き、「前や後ろ」から
無理やり引っ張ったり押したりはいたしません。

悲しみと折り合いをつけていく心の作業
「グリーフワーク」を急がせることは
いたしません。

あなたのタイミングやペースに合わせて、
一緒に歩いていける存在でありたいと
思っています。

 

 

※このページに掲載されている
グリーフサポートに関する情報の一部は、
私が学んだ、日本のグリーフサポート普及の
第一人者、橋爪 謙一郎氏設立の
株式会社ジーエスアイさんが提供する、

「グリーフサポートセミナー」のテキストより
引用させていただいています。

 

最後に

 

死別の悲しみによるサポートを受けると決めた時
カウンセラーとの相性はとても大切です。

ですので、まずは体験カウンセリングで、
私やカウンセリングルームの雰囲気を
感じ取っていただければと思っています。

その上で、「グリーフサポート」を
進めるかどうかを判断してください。

強制は一切いたしませんので、ご安心ください。

 

 

死別の深い悲しみからも
希望を見出せます。

 

ここまで長い文章をお読み頂いて、
今の自分を知ることから始めたいと
思われた方は、
まずは

「体験カウンセリング
お越しください。


お話しすることが辛くなったときは
黙ってしまっても構いません。
その沈黙こそが大切な時間にもなります。

 

心理カウンセリングルーム「心ハミング」
加藤久美子

 

 

 

『体験カウンセリング』
詳細・お申込みはこちらをクリック

 

 

お電話でのご予約は
042-703-3242

(午前9時~午後19時受付 不定休)

 

 

 

加藤 久美子
私の経験は産婦人科クリニック勤務で
4,500人のあかちゃんと出逢ったこと。
夫と父を抱いて看取ったこと。この経験から
生まれ出るいのちを迎えるとき
旅立ついのちを回送る(みおくる)時
魂の存在として同じと気づきました。
20年前からのスピリチュアルな学びと
ボディケアの実践で得た情報、知識を
心軽やかに生きる知恵としてお伝えします。